州都ハリファックスから1時間半ほど車で南下したところにあるルーネンバーグ旧市街は、1753年、ハリファックスに次いで英国の入植地となった町だ。先住民ミクマクの人々が数千年にわたって暮らしていたこの土地に、近海の豊かな漁場を求めて、まずはフランス、次い ...
亜鉛が不足すると子宮に受精卵が着床せず不育につながることを、麻布大学の研究グループがマウスなどによる研究で明らかにした。不育症の一つである着床不全は原因が分からず、ヒトでも家畜でも体外受精を繰り返さなければならないため、負担が大きかった。現代人は亜鉛 ...
小型のトカゲの一般的な寿命は3~8年、繁殖できるまで成熟するには1~3年かかるとされるが、調査から、ミヤコカナヘビは幼体の成長・成熟が著しく早く、多くが1年以内に寿命を終えることがわかった。特に春生まれの個体の成長は早く、個体群の約半数が孵化(ふか)後3カ月ほどで産卵し、夏・秋に生まれたその子は、翌年の春に繁殖を開始する。季節がある地域のトカゲで、年に2世代のサイクルで命をつなぐ例が示されたのは、 ...
明治6(1873)年のウィーン万国博覧会は、明治政府として初めて参加する万博だった。工芸品や美術品など6000点以上を出展、職人を派遣し、会場に神社や日本庭園を造らせた。
数年前、国際的な研究者団体がコンゴ盆地に点在する老齢樹の多い林地でサンプルを採取して分析した結果、炭素の吸収率が急速に低下しているアマゾンの森林に比べ、コンゴ盆地の多雨林の吸収率はまずまず安定していると思われた。ただし、2010年以降は下降線をたどり ...
「いかにもチョウザメが生息していそうな場所です」と話すクハイダは、米テネシー水族館保全研究所に所属していて、水域保全が専門の生物学者だ。彼は、この川が原産のシルダリヤチョウザメを探している。この種は、当時のソビエト連邦がシルダリヤ川の水系に一連のダム ...
ナショナル ジオグラフィックの旅の専門チームが厳選した、この1年を彩る、最高にわくわくする旅を紹介しよう。絶海の孤島での冒険、新しい美術館や博物館めぐり、野生生物の保護活動、熱帯でのクルーズ……今、一番行ってみたいのは?
新種は2012年、モンゴルのゴビ砂漠で、9000万年以上前の地層で見つかった。最初にこれを発見したモンゴル科学アカデミーの古生物学者たちは、脊椎、肋骨、腰、肩の骨の一部とともに、完全にそろった手を2つ発掘した。
近視の人の割合が驚くべき速さで増えている。米国立眼科研究所は、2050年までに世界人口の半分近くが近視になると予測している。特に増えているのが、子どもの近視だ(編注:日本の文部 ...
日光はなぜ目に良いのか、意外な効果 外で遊び、日光を浴びることは誰にとっても目の健康に良いが、特に子どもにとっては大事だ。「目がまだ成長段階にある小さな子どもは、外で遊ぶ ...